ダイエットの2つの側面
水泳は、その速度を調節することによって、異なった効果が生まれます。全力で速く泳げば、白筋が鍛えられて体の筋肉量が増え、基礎代謝量が上がります。基礎代謝量が上がれば今までよりたくさんのエネルギーを使う事ができます。
つまり、太りにくい体になるのです。これは、リバウンドを防ぐことにも繋がる大切なことです。よって、水泳にはダイエット効果が期待できるといえます。また、ゆっくりと長い距離を泳げば有酸素運動になり、体内の脂肪を燃焼することができます。よって、体脂肪率を下げることができます。
つまり、水泳は速度を調節することで、ダイエットに必要な筋肉をつけて基礎代謝量をあげることと、体内の脂肪を燃焼して体脂肪率を下げることができるのです。例えば、ランニングとダッシュを両方行えば、筋肉量を増やす事と脂肪を燃焼することの両方が可能です。でも、水泳にはランニングとダッシュとは違ったメリットがあります。それは、心臓にかかる負担の違いです。水中と地上では人体にかかる圧力が違います。水中では地上ほど心臓に負担がかからないのです。
例えば、地上で走っているとすぐに心臓の鼓動が速くなってしまいますが、水中ならば体にかかる圧力が違うため、心臓にかかる負担を抑えて効率よく体を鍛えることができるのです。こういう訳で、水泳はダイエットにとても効果的だと云えるのです。